推薦日記

色々なものを推薦するブログ

映画 オーシャンズ8

ジョージ・クルーニー主演「オーシャンズ11」のシリーズ最新作を推薦します。

ルーニー演じるダニー・オーシャンの妹、デビーを首領に、女性ばかり8人の盗人チームが活躍するストーリーです。サンドラ・ブロックケイト・ブランシェットアン・ハサウェイなど超豪華キャストが総出演しています。
この映画は、テンポ良く軽いタッチのコメディー映画なのですが、実は女性を勇気づけてくれる作品でもあり、そこがお気に入りです。

オーシャンズ8」勇気づけポイントその1=女性の悩みが無視されない
宝石強奪計画がメインのストーリーなのですが、現代女性ならではの課題もたくさん、しかもさりげなく当たり前に登場します。
野望を無理だと忠告される、加齢のマイナス評価、結婚のプレッシャー、痩せ信仰、子育てのために引退、男性に比べて無視されるなど。一味は普通にこれらの事実と共存しながら、そして豪華なドレスや宝石で思いっきり女性らしく着飾りながら、各自の能力とチームワークで壮大な計画をやりとげます。これが痛快なんですよね。

オーシャンズ8」勇気づけポイントその2=属性を超えた女性たちが連帯
8人の一味は、世代、既婚独身といった背景がさまざまです。人種もアフリカ系・アジア系・インド系・ヨーロッパ系など混ざっています。彼女たちはプロとしてお互い信頼しており、陰口を言ったり足を引っ張ったりしません。報酬も平等。 そして、大仕事が済んだらあっさりばらばらに散っていきます。仕事人みたいでかっこいいですね。
メインキャスト以外でも、ティーンエイジャーから老女優まで幅広い年齢層の女性が悪事に活躍します。

オーシャンズ8」勇気づけポイントその3=深刻じゃない
この映画は2016年に撮影されたのですが、これまでほとんど男性ばかりだったエンタメ系犯罪映画を女性でやったらどうかと企画されたそうです。
デビーがこの犯罪計画を実行する理由は、元カレへの復讐も兼ねてはいますが、基本は「得意だから」です。根っからの詐欺師。仲間たちの生業も、酒を薄めて売ったりハッカーやスリやいかさま手品。女の子は良い子じゃなきゃって誰が決めた?8歳で犯罪者を夢見ても別によくね?っていうノリですね。

 かなりご都合な、粗い感じもありますが、そこも含めてパーっと明るい気分になりたい女性におすすめの映画です。

オーシャンズ 8(字幕版)

オーシャンズ 8(字幕版)

  • 発売日: 2018/10/09
  • メディア: Prime Video