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新NISA

コロナ禍が後押しになって日本社会に広がったものと言えば、投資です。NISA制度の登場や、アメリカ経済の好調とあいまって、インデックス投資が流行し今もますます盛り上がって続いています。

私は5年ほど前から銀行で投資信託をほそぼそとやっていたのですが、iDeCoの制度開始をきっかけに楽天証券に口座を開き、3年前からはインデックス投資も始めました。運用成績は年間平均15%と、良い時期に当たったと思います。

NISAは枠が小さいため、上記のインデックス投資はほとんどが特定口座です。せっかく利益を得ることができたのに20%も利息でとられてしまうと思うと鬱でしかないです。

新NISAでは枠が1800万に拡張され運用期間も無期限となりました。富裕層の方々にとってはまだ枠が小さくそれほどうまみはないと思いますが、一般サラリーマンの私にとってはうれしい制度です。これからはじめるにあたって、個人的に気をつけようと思っていることを3つここに予言しておきたいと思います。

 

1.リスク分散をする

いろいろな意見が存在していますが、インデックス投資に関しては、いわゆるオルカン、全世界株式が大人気です。私が現在所有しているインデックス投資も6割が全世界株式です。しかし、これからはその割合を減らしていこうと思っています。株式だけでなく、債券(NISA以外になります)、株式と連動しない資産を3分の1ずつ持つように買い増す予定です。そして、現金は資産の半分になるようにします。

現在の株式市場がバブルであるという見方があり、私はこれに賛同します。なぜなら、ここ2年間に自分の投資が成功しすぎているなぁと感じているからです。

バブルが終わったとしても20代の方ならそのままで問題ないと思うのですが、私に残されている時間はあまり長くないので、リスク分散が必要になります。手数料は極力抑える前提で、ゴールドや、石油小麦などのコモディティREITなどのインデックスを増やしていこうと思っています。趣味を兼ねてアート作品の購入も考えています。

 

2.出口戦略を考える

新NISAは上限1800万円に最短5年で到達することが可能です。5年+ αが経って上限になったとき、追加のつみたてを特定口座で行うか、NISAを売って枠を復活させるかを選択します。この時、枠は取得時の価格によることと、翌年にしか復活しないことに注意が必要です。またNISAは利益に課税されないことがメリットなので、よりリターンが期待できる投資商品をNISAに回し、リターン低めのものは特定口座にするといった使い分けをしていきたいと思います。

そのほか、投資信託を選ぶ際には、証券会社を変更しても継続できる銘柄を選ぶようにしています。

 

3.投資には時間を投資しない

時間は私が持っている資産の中でもっとも貴重なものです。なので、投資には毎月1日の午前だけを使うようにしています。具体的には現在のポートフォリオExcelに入力して推移を確認するだけで、10分ほどで終わります。

数字を追いかけ一喜一憂していじりすぎていると、かえって利益を逃してしまうということはよく知られています。ギャンブル攻略法好きの自分としてはいろいろやりたくなってしまうのですが、勝率を上げるためにもあまり時間をかけないことがポイントになってきそうです。