推薦日記

色々なものを推薦するブログ

Spider Solitaire

Windowsを初めてさわったときから、ソリティアをプレイしています。
テレビゲームのない家に育った自分にとっては、Windowsソリティアと携帯ゲームのテトリスの2つがゲームの代名詞。
生まれてこのかた、ほぼそれしかやったことがないというと「高齢者か?」と思われてしまいそうですね。プレステ黄金時代を過ごしながら、家にゲーム機もなく、パソコンにデフォルトで入っているゲームをひたすらやり込むなんて、まったく信じられない貧しいゲーム環境といえるかと思います。

でもいいんです。もはや中毒といえるくらい、あの緑の背景にトランプの並んだ画面を見ると落ち着くんです。
Windowsにデフォルトでインストールされているカードゲームは、普通のソリティアフリーセル、そして何と言っても今回推薦するスパイダーソリティアスパイダーソリティアが登場して以来、4つの種類のカードがすべて入っているパターンを繰り返し遊び続けています。

game.goo.ne.jp

スパイダーソリティアのルールは、4つあります。
 1 種類別にキングからエースまで順番に並べる=ゴール
 2 重ねられるのは1つ小さい数字のカードだけ
 3 動かせるのは一番手前のカードだけ
 4 まとめて動かせるのは同じ種類で順番に重なったカードだけ

どこがいいかというと、なかなか勝てない、けれどたまに勝てるというバランスのよさです。パソコンとの知恵比べといいますか、一生懸命に最善の手を考えてプレイして、混沌の中からしだいに勝利に近づいていく手ごたえにわくわくします。勝利を確信したあとは、ただの作業となってつまらなくなりますが。

さらに、こうすれば勝てる、という必勝法がないところも魅力です。いくつかコツらしきものはあるにせよ、それらの定石をあえて外してみたら活路が開ける、なんていう局面もしばしばです。
序盤の戦略(1枚でも多く裏向きのカードを表にする、列を空ける)から終盤の戦略(種類ごとにカードを並べる)への切り替えのタイミングも、これといって決まりはなく臨機応変な判断が必要になってきます。

数えきれないほどの回数をプレイしているので、いいかげん「ここはこうしたほうがいいな」といった手筋が見えてきてもいいはずなのですが、一向にゲーム勘は育ちません。毎回初めて挑戦するときのようにフレッシュな気持ちでカードを配っています。そんなところも魅力です。